【東日本大震災から13年】岡山へ避難移住している人たちの交流会「南海トラフ地震への対策も」

東日本大震災の発生からあすで13年です。きょう(10日)岡山市内で岡山へ避難移住している人たちによる交流会が開かれました。

(交流会の参加者)
「13年前のことを3月になると思い出して苦しくなります」

この交流会は東日本大震災の避難者らによる支援団体「ほっと岡山」と岡山県が開いたもので、東北・関東地方から避難移住した人たち約30人が参加しました。

会では、参加者が避難生活を振り返り、「13年経つが忘れないでほしい」「南海トラフ地震の対策をしっかり行うべき」などといった意見も聞かれました。

(福島県からの避難移住者)
「日々の生活を前に進めていくことに一生懸命でかなり大変だった」
「もし災害が起きたらどうするの?とみんなが心に留めてもらえたら」

ほっと岡山ではさらにしっかりした支援ができる体制づくりに取り組んでいきたいとしています。

© RSK山陽放送株式会社