ママ友「DIYが趣味? センス無い人は無理でしょ(笑)」自己流で壁紙を変え始めたが → 1か月後!?

子どもの成長とともにいろんなママさんに出会います。今回は、私の友人から聞いた幼稚園で出会ったちょっと面倒なママのお話をご紹介します。子どもが絡むので好き嫌いも言っていられませんが、面倒なママ友とはあまり関わりたくないものです……。

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私の趣味はDIY

私はサラリーマンの夫と5歳の娘との3人家族です。娘の幼稚園入園を機に、義実家の近くに中古の一軒家を購入しました。不動産屋さんには、築20年なのでいろいろ手直しが必要だと言われましたが、自分でやるからと少し値引きしてもらいました。

私はDIYが趣味で、自分の好きなように家をリフォームしてみたかったのです。引っ越してから、娘が幼稚園に通っている昼間や休日をメインにDIYに励みました。

AママにDIYをしていることがバレた

私はあまり人づきあいが得意ではないので、幼稚園では控えめにして目立たないようにしていました。Aママ率いる派手なグループからは、地味な人呼ばわりされていましたが、関わりたくなかったので無視していました。

幼稚園の役員をして仲良くなったBママとは唯一お互いの家を行き来する仲だったので、DIYのビフォーアフターを見せたりして話を聞いてもらっていました。
ある日、幼稚園にお迎えに行ったときに、BママといつものようにDIYについて話していた時のこと。Aママに話を聞かれてしまい、今まで話したこともなかったのに、急に絡まれてしまいました。

「家のリフォーム自分でやってるの? DIYってセンスないとできないはずなのに~。あなたいつも地味だし、どうせお金ないから自分でやってるだけなんでしょう? あなたにできるなら私もできるはずよ! ちょうど壁紙も飽きたしやってみようかしら~」
一方的に絡まれたので、文句を言いたいところでしたが、Aママに何か言うと面倒なことになりそうだったので、その場はスルーしてやり過ごしました。

突然Aママから連絡が……

それから1ヶ月ほどして、AママからLINEがきました。個人で直接やり取りしたことはなかったのですが、幼稚園のグループLINEから私を探して直接メッセージを送ってきたらしく、「壁紙の上に漆喰を塗ったら剝がれてきた! どうしたらいい!?」と焦っている内容でした。

LINEのやり取りでは埒が明かないのでお家にお邪魔すると、壁に塗った漆喰が剥がれてボロボロになっていました。自作の棚はグラついて今にも壊れそうな状態……。
とりあえず応急処置をして、漆喰を塗る時は前処理が重要なことや、家具は補強が必要なことを説明しました。
DIYは流行っているし簡単そうに見えるかもしれないが、きちんとしないと危険に繋がると話すと、「なんでそんな上手なのよ! あなたも素人のくせに!」と言ってきたので、ネタバレ。

私の実家は工務店で、小さなころから父や職人さんの仕事を見て育ったのです。高校生の頃はバイトもしたので、基本は叩き込まれていると話すと、さすがにAママも大人しくなりました。
それ以降私のことを地味だとかバカにしてこなくなったので、結果オーライかなと思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira

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