「個で言ったら今大会一番」久保建英はCLで敗れたパリSGどう見たのか。「想定外だった」ことは?

レアル・ソシエダに所属する久保建英のチャンピオンズリーグ(CL)初挑戦は、ベスト16で幕を閉じた。

インテル、ベンフィカ、レッドブル・ザルツブルクという難敵揃いのグループステージを首位通過したソシエダは、ラウンド16でフランス王者のパリ・サンジェルマンと対戦。敵地での第1レグを0-2で落とすと、ホームでもキリアン・エムバペの2ゴールで1-2と敗れ、アグリゲートスコア1-4で大会を去った。

『WOWOW』の番組「チャンピオンズリーグダイジェスト」は、この第2レグの試合後に実施した久保のインタビューを紹介。試合の印象やパリ・サンジェルマンについて語っている。

【動画】エムバペの圧巻2発と久保の得点関与
「(15分にエムバペに決められた)1点目を早めに取られたのが想定外だった。でも、ああやって決めてきますし、彼らは強烈な個のチームなんで。僕らのプレスに行き方にも響いたかなと思います」

タレントが揃うパリSGについては、「こういったチームに勝っていくことで、ヨーロッパ1は取れると思うので、代表戦とはまた違ったトップレベルのチームと対戦できてよかった」と話し、こう続けている。

「個で言ったら今大会一番のチームだと思うんで、その個に負けてしまったのは、チームでいいサッカーを目ざす僕らには悔しいですけど、個人として自分を見つめ直すいい機会だったかなと思います」

来シーズンのCL出場権獲得は難しい状況だけに、久保が欧州最高峰の舞台に立つのは、翌々シーズン移行になるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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