お花見のお供に 「日米友好の桜物語」伝える桜スイーツ 今年も伊丹市内で販売スタート

パティスリー スーリール 「百年の想い」 画像提供:伊丹市

2024年の桜の開花は、平年並みか平年より早まるところが多いと予想されている。気象情報会社ウェザーニューズによると、近畿地方ではつぼみの生長は去年とほぼ同じペースで進んでいる。3月中旬以降の気温は平年並みかやや高い傾向で、開花は平年より早まるところが多く、神戸と和歌山では平年並みとなりそうだ。22日に京都、23日には大阪、和歌山で、25日に奈良、27日に神戸、28日に彦根で開花すると予想している。開花から5~10日で満開を迎える所が多く、満開も平年より早まるところが多いと予想している。

そんな桜とともに味わってもらおうと、今年も伊丹市内の和洋菓子店で「桜スイーツ」の販売が始まった。

【写真】「桜スイーツを目で味わう」

伊丹市東野地区は古くから日本三大苗木産地として栄え、世界的に有名な桜の名所であるアメリカ・ワシントンのポトマック河畔の桜は、東野地区で作られた台木をもとに育てられた。この「日米友好の桜」にゆかりのある伊丹を広く知ってもらおうと、寄贈から100年となった2012年に始まったのが、桜スイーツの販売。今年は5店舗が、4月中旬ごろまで、各店舗ならではの味を提供する。伊丹市の担当者は「毎年楽しみにしている人もいると聞く。今年も春の訪れと歴史ロマンを感じながら桜スイーツとお花見を楽しんでほしい」としている。

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