断熱最高等級の木造住宅、宇都宮・トヨタウッドが発売 年間販売20棟目指す

高い断熱性を実現した新商品のモデルルーム=壬生町

 住宅メーカーのトヨタウッドユーホーム(宇都宮市一ノ沢町、石川均(いしかわひとし)社長)は、国内最高等級の断熱性能を備えた木造住宅の新商品「ザ・クラスティー ツーバイエイト プレミアム」を発売した。年間販売20棟を目指す。

 国が定める断熱等性能等級が最高の「等級7」の住宅で、同社が等級7の商品を扱うのは初めて。壁の断熱材を一般的な厚みの2倍以上にしたり、3枚のガラス層のトリプルガラスを窓に採用したりして、断熱性と気密性を高めた。

 同社によると、エアコン1台で全ての部屋の温度調整ができ、年間を通じて光熱費を抑えられる。

 部屋の間取りを変更できるフリープラン商品。参考価格は、延べ床面積115平方メートルが税抜き2558万1千円。壬生町内にモデルルームがある。

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