スケボーできた「やったあ!」 長崎市で子どもたちが挑戦 プロ目指す兄弟も登場

ニッキーさん(奥)から指導を受け、スケートボードで傾斜を下る児童=長崎市、小江スケートパーク

 長崎県スポーツコミッション(会長・大石賢吾知事)は10日、長崎市小江町の小江スケートパークでスケートボードの体験会を開き、5歳から小学5年生までの22人が競技の魅力に触れた。
 スケートボードの普及や競技人口の拡大を目的に開催。市内でスケートボードショップを経営するニッキーさん(42)らの指導で初心者と未経験者を対象に実施した。
 子どもたちはボードに乗る際の基本姿勢や進み方、止まり方を習い、実際に挑戦。次第に上達し、ボードで傾斜を下るのに成功すると「やったあ」と歓声を上げた。初めて体験した市立桜町小2年の吉田秀太朗君(8)は「最初は怖かったけど、慣れたら楽しい」と笑顔を見せた。
 プロを目指す市立西浦上中3年の金子銀さん(15)、同1年の錫さん(13)兄弟によるデモンストレーションもあった。ニッキーさんは「年代に応じた乗り方があり、生涯楽しむことができる。自分の発想を大切にしながら、生活の一部として楽しんでもらえたら」と話した。

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