自転車などの事故を抑制へ「自転車小型モビリティ対策室」を4月から設置へ 事故の6割以上で自転車側に何らかの違反 啓発活動にも力入れ 広島県警

広島県警は4月から自転車や電動キックボードの取り締まりなどを専門に行う対策室を新たに設置します。

新たに設置が発表されたのは、「自転車小型モビリティ対策室」です。自転車や電動キックボードなどの利用需要が高まるなか、自転車が絡む事故が増加している実態を改善しようと4月1日から設置されます。

県警によりますと、23年の自転車が絡む事故は、22年と比べて95件多い996件で、7人が死亡しました。また、自転車が絡む事故のうち6割以上の626件で自転車側に交差点での安全不確認などの違反が見つかりました。

対策室では主に、自転車などに対する街頭での取り締まりや交通ルールの啓発活動を専門に行う予定だということです。

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