宮崎駿「君たちはどう生きるか」&山崎貴「ゴジラ-1.0」...米アカデミー賞、日本から2作品が受賞

第96回アカデミー賞の授賞式が2024年3月10日(日本時間11日)に開催され、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞を受賞。さらに、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が日本映画初となる視覚効果賞に輝いた。

「君たちはどう生きるか」はアメリカでスタート好調

宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」は日本では2023年の公開。CMなどの事前情報を一切公表しない異例のプロモーションが関心を集めた。

北米公開は2023年12月で、タイトルは「The Boy and the Heron(少年とサギ)」。週末興行ランキングで初登場1位に輝くなど、好調なスタートだった。

なお、宮崎駿監督の同賞受賞は2003年の「千と千尋の神隠し」以来21年ぶり2度目となる。

一方で、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」は、日本の映画として初めてアカデミー賞視覚効果賞の受賞となった。「ゴジラ-1.0」は第47回日本アカデミー賞(授賞式は2024年3月8日)でも作品賞など8部門で最優秀賞に輝いた。

X上では、2作品のアカデミー賞受賞について、「日本のアニメーションは最高です」、「受賞おめでとうございます」、「朝から泣いてます」など栄誉ある賞の受賞に歓喜の声が上がっている。

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