メッツの藤浪は同点でリリーフ登板も勝ち越し打献上……0.2回3安打2失点、防御率は5.40に悪化

◆ 甘く入った球を痛打…

メッツの藤浪晋太郎が10日(日本時間11日)、タイガースとのオープン戦に登板。0.2回を投げて3安打2失点、1三振1四球の内容だった。

この日は同点の7回にリリーフ登板を果たすも、先頭打者を左安打で出塁させると一死から二者連続で適時打を浴び、勝ち越しを許してしまう。

続く打者から空振り三振を奪い二死までこぎつけたものの、二死二塁から四球を与えたところでベンチは交代を決断。1回を持たずにマウンドを後にした。

持ち味の力のある直球は最速97マイル(約156キロ)を計測するなど健在だが、長年の課題である制球力の不安定さを露出した藤浪。開幕へ向け、引き続き調整が続く。

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