「ドラゴンボール愛が半端ない!」「リスペクトが異次元」鳥山明氏への追悼表明が止まず! バルセロナ公式SNSが異例の哀悼

日本が世界に誇る偉才の逝去を悼む声が止まない。

3月1日、漫画家の鳥山明さんが急性硬膜下血腫のため急逝(享年68)した。同氏の代表作である『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』、キャラクターデザインも担当した人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズは全世界で絶大な人気と支持を受けてきた。

特に1984年に連載をスタートさせた『ドラゴンボール』は世界中で爆発的なヒットとなりアニメ化だけでなく、ゲームや実写映画化など「メディアミックス」の先駆けとなり、今もなお愛され続けている。

訃報には国内だけでなく、フランス大使館や中国外務省など海外からも続々と悲しみの声が届いており、その影響力は計り知れない。

サッカー界からも、イタリア・セリエAのユベントスやACミランの選手たちが追悼の意を次々と表明しており、ついにはスペインを代表するビッグクラブまでも鳥山さんへの感謝と哀悼の意を表している。

ラ・リーガの名門クラブであるFCバルセロナの公式X(旧ツイッター)の日本語版は3月10日に1枚の写真を投稿。元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現在はフランスのマルセイユに所属)が、2022年のレアル・マドリーとのクラシコで見せたゴールパフォーマンスをユニークに加工。頭にはスーパーサイヤ人のような黄金の髪をつけ、左手にはドラゴンボールを持っている。

文面には「鳥山明先生のおかげで、楽しませて頂きました 数々の芸術をありがとうございました」と綴り、ドラゴンボールに登場するキャラクター・神龍(シェンロン)の絵文字を添えて、作品へのリスペクトと追悼を表した。
この投稿には日本のサッカーファンを中心に大きな反響が寄せられている。

「世界の鳥山先生、リスペクトが異次元、日本の宝!」
「ドラゴンボール愛が半端ない」
「Wow!! すごい」
「泣いた」
「ドラゴンボールの世界分布どーなってるの」

今秋に展開予定の最新アニメ『ドラゴンボールDAIMA』や大人気ゲーム『ドラゴンクエストXII』の制作に取りかかっていたという鳥山さん。日本の文化活動にも多くの功績を残した漫画界の巨匠の早すぎる死を全世界が悼んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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