大谷翔平の“フュージョンポーズ”が反響拡大! 鳥山明さん逝去を受けて「彼の遺産はMLBにも影響を残した」と海外メディア注目

“フュージョンポーズ”の反響が拡大している。

ここまでオープン戦5試合に出場し、打率.583、1本塁打、6打点、OPS1.667とハイアベレージを叩き出しているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平。現地3月8日、米アリゾナ州グレンデールで行なわれたシンシナティ・レッズ戦は、2打数無安打も降雨のためノーゲームに。一方でこの日は、ベンチ内での“あるポーズ”が話題となった。
現在、SNSを中心に反響が広がっているのは、試合前のワンシーンだ。三塁ベンチに腰かけていた大谷は、人気漫画『ドラゴンボール』に合体技として登場する“フュージョン”のようなポーズを披露。原作者の鳥山明さんが1日に急逝したことを受けてか、コンディショニングコーチを務めるトラビス・スミス氏と左右対称の動きで、足を上げ、互いの指を合わせてみせた。

この合体ポーズは、すぐさまファンの間で話題に。そして一夜明けた現地9日、中南米の野球情報を発信する専門サイト『Al Bat』は、「ショウヘイ・オオタニがドラゴンボールの作者に追悼の意?」と題した記事を掲載。「ドジャースのスター選手は、先日亡くなった漫画の作者に敬意を表しているのかもしれない」と反応を示している。

さらに、「彼(鳥山さん)の遺産はメジャーリーグにも影響を残した」と続けると、「今回、トリヤマさんを悼んでいるのではと噂された人物は、他でもないショウヘイ・オオタニ。というのも、彼の新しい儀式が見られたからだ」と強調。さらにその後も、「オオタニは、これまでアニメ文化のファンだと何度も明かしている」と報じられた。

この“フュージョンポーズ”は、はたしてドジャースでの新たな儀式に定着するだろうか。現地9日のテキサス・レンジャーズ戦を欠場した大谷は今後、米アリゾナ州グレンデールで行なわれる現地10日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に出場予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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