インフルエンサー悪用で被害相次ぐ…不正アクセスで150万円引き出した疑いで男を再逮捕

京都府警本部

 京都府警サイバー捜査課などは11日、不正アクセス禁止法違反と窃盗の疑いで、住所不定、無職の男(23)=窃盗罪などで起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、京都市南区の男(22)=同罪などで起訴=ら男2人と共謀し、昨年8月27日、消費者金融会社のスマートフォンアプリを使い、いずれも20代で東京都や岡山県に住む男女3人のアカウントに不正アクセスし、京都府京丹波町と南丹市のコンビニATMから借入金計150万円を引き出して盗んだ疑い。

 府警によると、無職の男らは、20代の男性インフルエンサーに虚偽のキャッシュバックキャンペーンの宣伝を依頼し、興味を持った男女3人それぞれに作成させた消費者金融のアカウントを使って現金を引き出したという。

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