妻の"不妊治療"中、彼を略奪婚した【不倫女】→ 夫は『108本のバラ』でプロポーズしたけれど──!?

新婦が元妻の友人だった場合、二度目の結婚式を挙げますか? 今回は私の友人A子から聞いた、不倫から始まったカップルが挙げた結婚式での出来事を紹介します。

ftnews.jp

妻の不妊治療中に不倫するクズ夫

A子は結婚3年目で出産適齢期となり、そろそろ赤ちゃんが欲しいと不妊治療を頑張っていました。そんな中、夫が自分の友人B子と不倫関係にあったことが発覚。夫を問いただすと、不妊治療がうまくいかないときにB子が愚痴を聞いてくれたり、相談に乗ったりしてくれたことから関係がはじまったようです。

2人が不倫関係にあることを全く予想していなかったA子。A子は温厚な夫が他の女、しかも自分の大学時代の友人と関係を持っていたことを知り、大きなショックを受けました……。B子にも相場程度の慰謝料を請求し、さっさと離婚することに。

親の反対を押し切り、結婚式

A子は離婚成立後、B子や元夫と連絡を取ることは一切ありませんでした。しかしB子と共通の友人が多数いるため、どうしても元夫とB子の情報が入ってきてしまいます。

離婚から1年後、B子と元夫はなんと、両家の親の反対を押し切って結婚式を挙げました。B子はどうしても知り合いたちに自分のウエディングドレス姿を見てもらいたかったらしいのです……。B子にNOと言えない元夫は、最終的に受け入れたよう。

とはいえ、元夫にとっては2度目の結婚式。結婚式に招かれた友人たちの多くは、2人がもともと不倫関係にあり、元妻のA子が不妊治療中であったことも知っています……。心の底から2人の新たな門出をお祝いしていた人が、何人いたかわかりません。

サプライズプロポーズの演出に……

結婚式で元夫は、B子に内緒で108本のバラを用意し、サプライズプロポーズを決行! 「あなたを永遠に愛します」という意味のある108本のバラに、B子は涙を流しながら喜びました。

しかし、この演出に周りのゲストは内心「お前が言うな!」とドン引き。司会者から「盛大な拍手を!」と言われても、ゲストからの拍手はまばら……。完全に二人だけの世界に入っており、周りのことが全く見えていなかったようです。無神経なのか、天然なのか、元夫の度胸だけが伝説となった結婚式となりました。

後々わかったことなのですが、やはり新郎側のゲストは結婚式に参加するかどうか迷った人が多かったそうです。しかし、新郎がどうしてもと言うので皆しぶしぶ参加したそう……。友達付き合いも大変ですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

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