「明日にでも」モウリーニョ、早期監督復帰を熱望!ローマには良い思い出「素晴らしかった。2年間で2度も欧州ファイナルへ」

名将ジョゼ・モウリーニョが、去就に関する考えを明らかにした。

“スペシャル・ワン”の異名を持つ61歳のポルトガル人指揮官は、2021-22シーズンにローマの監督に就任。すると、1年目にヨーロッパカンファレンスリーグで優勝し、2008年のコッパ・イタリア以来となるタイトルをもたらし、2年目もヨーロッパリーグ制覇まであと一歩の準優勝に導いてみせた。

しかし一方で、セリエAでは2年連続で6位止まり。勝負の年と位置付けられた3年目の今季も、パウロ・ディバラやロメル・ルカクらビッグネームを擁しながら、中位から抜け出せず。劇的な変化を求めたクラブから、今年1月に退任を言い渡された。

シーズン途中にフリーとなったなか、少しの休養を挟んでから次のステップを踏む選択も考えられたが、本人は1日も早く職場復帰をしたいようだ。

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英紙『Daily Mail』によれば、サウジアラビア訪問時に取材を受けた際、「近いうちにダグアウトであなたを見られる?」と問われ、「そう願うよ。私は(監督を)やりたいんだ」と答えた。

「ローマは素晴らしかった。2年間で2度のヨーロッパ・ファイナルを経験できたのだから。今までのクラブでは難しかったことだ。でも、今は適切な機会を待つしかない。できれば明日にでも働きたいが、間違った決断はしたくない」

絶賛就職活動中のモウリーニョを巡っては、先月にドイツ大手紙『Bild』の記者が「彼はドイツ語を勉強していると聞いている。彼は過去にもそのポストを考慮に入れている。準備万端だろう」と伝えていた。

果たして、欧州4大リーグでは唯一未踏のドイツや、昨夏に巨額オファーを断ったサウジアラビア参戦もあるのだろうか。答えはそう遠くない将来に出そうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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