吉備中央町の有機フッ素化合物問題 第三者委員会が町長に答申書を提出「水質管理の要になる人材育成などが課題」【岡山】

岡山県吉備中央町の浄水場から、有害性が指摘されている物質が検出された問題です。調査を行った第三者委員会が、町長に答申書を提出しました。

今日(11日)開かれた4回目の第三者委員会では、大学院の教授ら4人の委員が答申書の内容について承認しました。

第三者委員会は、有害性が指摘される物質が検出されたことをめぐり、不適切な事務処理が行われたことなどについて調査と検証を行い、再発防止策などをまとめた答申書を山本町長に提出しました。

(第三者委員会 佐藤吾郎委員長⦅岡山大学大学院教授⦆)
「水質管理の要になる人材の育成、それから技術承継といったものがやはり課題になるというふうに考えております」

山本町長は「職員一同答申書を真摯に受け止め、反省するとともに行政のあり方、まちづくりに生かしたい」としています。

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