「容赦ないエンドウに対応できず」遠藤航に完敗→途中交代でペップに激怒したデ・ブライネを現地酷評!「ワールドクラスが平凡に」

現地3月10日に行われたプレミアリーグの第28節で、前節終了時点で2位のマンチェスター・シティは1ポイント差で首位のリバプールと敵地で対戦。23分にCKからジョン・ストーンズのゴールで先制したものの、50分にPKで追いつかれ、1-1のドローに終わった。

この試合で、リバプールの意表を突く見事なFKで先制点をアシストしたMFのケビン・デ・ブライネは、しかし次第に存在感が薄れ、69分にマテオ・コバチッチと交代となる。

すると、ジョゼップ・グアルディオラ監督に不満を露わにし、ベンチでも怒りが収まらない様子で、試合中に指揮官がなだめに行く事態となった。

そんなベルギー代表MFと日本代表キャプテンの攻防に注目したのが、リバプールの専門メディア『EMPIRE OF THE KOP』だ。2人がルーズボールを競り合って、遠藤がデュエルに勝ち、デ・ブライネが苛立ちを見せるシーンの動画を掲載し、「エンドウの容赦ない仕事量にデ・ブライネは対応できなかった」と伝えた。

【動画】遠藤の競り負けたデ・ブライネが怒り!現地メディアが注目したシーン
「エンドウはリバプールにとって再び偉大な存在であり、後半のある時点では、いつもはワールドクラスのケビン・デ・ブライネを明らかに平凡に見せていた」

同メディアは「このシティの選手にとって全体的に最高の日ではなかった。69分にグアルディオラに交代させられた後、彼の怒りは明らかだった」と続けている。

世界最高峰のMFを完全に封じ込めた瞬間だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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