富山県黒部市宇奈月温泉の開湯100周年を記念し、富山地方鉄道宇奈月温泉駅前広場に設けられる時計「100年時計(仮称)」のデザインが決まった。黒部峡谷のV字峡やトロッコ電車がモチーフとなっている。
記念時計は、観光客を迎える新たなシンボルをつくろうと開湯100周年事業実行委員会が企画。高さ4メートルで、支柱はV字峡をイメージしたV字型、上部にはトロッコ電車をデザインした。下部はベンチになっており、風呂おけ風の柵で囲む予定。温泉街の女性らのアイデアを取り入れた。
費用は1200万円を見込み、うち500万円をクラウドファンディング(CF)で募っている。トロッコ電車の乗車券や黒部の日本酒、旅館の宿泊券などのリターン(返礼品)を用意している。17日まで。