不調ニューカッスルを下したチェルシーがリーグ戦3試合ぶりの白星を飾る!【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

プレミアリーグ第28節のチェルシーvsニューカッスルが11日に行われ、3-2でチェルシーが勝利した。

リーグ戦2試合勝利のない11位チェルシー(勝ち点36)は、前節のブレントフォード戦のスタメンからコルウィルとチルウェルをスターリングとククレジャに変更した以外は同じスタメンを採用。1トップにジャクソン、2列目に右からパーマー、ギャラガー、スターリングと並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。

一方、前節のウォルバーハンプトン戦でリーグ戦3試合ぶりの勝利を挙げた10位ニューカッスル(勝ち点40)は、その試合からスタメンを2人変更。マーフィーとトリッピアーに代えてアルミロンとリヴラメントをスタメンで起用した。

試合は早い時間にスコアが動く。チェルシーは6分、右サイドから仕掛けたグストのクロスのこぼれ球をボックス右手前で拾ったパーマーがミドルシュート。これをボックス中央のジャクソンが右足のヒールでわずかにコースを変えてゴール左隅に流し込んだ。

その後は一進一退の拮抗した展開が続いたが、ニューカッスルは43分に試合を振り出しに戻す。ギマランイスのパスをボックス左手前で受けたイサクがそのままボックス内に侵入し右足一閃。糸を引く鋭いシュートがゴール右隅に吸い込まれた。

追いつかれたチェルシーは、直後に決定機を迎える。45分、パーマーのロングパスから相手DFの裏に抜け出したジャクソンがボックス内まで切り込み、ゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。

同点で迎えた後半、再びスコアを動かしたのはチェルシー。57分、エンソ・フェルナンデスの縦パスをボックス右手前で受けたパーマーがカットインから左足を振り抜くと、このシュートがゴール右隅に突き刺さった。

勝ち越したチェルシーは、直後の59分にも決定機。自陣からのロングフィードを中盤のジャクソンがバックヘッドで繋ぐと、このボールに反応したスターリングがドリブルでボックス内まで侵入。しかし、絶妙な飛び出しを見せたGKドゥブラフカをかわすのにもたつくと、シュートはゴールカバーに戻ったバーンのブロックに防がれた。

リードを広げたチェルシーは、71分にスターリングを下げてムドリクを投入。すると76分、左サイドを持ち上がったジャクソンの折り返しをペナルティアーク手前のギャラガーが受けると、後方から駆け上がったムドリクとスイッチ。勢いそのままにゴール前まで侵入したムドリクは飛び出したGKを冷静にかわしゴールネットを揺らした。

2点を追うニューカッスルは90分、マイリーのパスに反応したマーフィーが上手くDFククレジャと入れ替わると、ボックス右から右足一閃。強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。

1点を返されたチェルシーは、直後にジャクソンを下げてチュクエメカを投入し試合をクローズ。結局、逃げ切りに成功したチェルシーがリーグ戦3試合ぶりの白星を挙げた。

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