学法石川、センバツへ決意 小宅主将が抱負「最後の一球まで泥くさく」 福島県石川町で壮行会

大会への抱負を述べる小宅主将(手前)

 第96回選抜高校野球大会(センバツ)に東北代表として出場する学法石川の壮行会は11日、福島県石川町の同校で開かれた。

 生徒ら約500人が参加した。森涼校長が「33年ぶりのセンバツ出場は学校にとって、うれしいニュースだ。県、東北代表の誇りを胸に試合に臨んでほしい」と励ました。

 佐々木順一朗監督が選手一人一人を紹介し、「まずは第1戦を精いっぱい戦ってくる」と言葉に力を込めた。小宅善叶主将は「最後まで一球一球泥くさくプレーしてくる」と抱負を述べた。

 大会は18日から13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。学法石川は12日に大阪入りし、大会第2日、19日の第3試合(午後2時開始予定)で関東代表の健大高崎(群馬)と1回戦を戦う。

 壮行会では全国大会に出場する女子野球部、自転車競技部、ハンドボール部、ゴルフ部、柔道部、ソフトテニス部を激励した。

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