民謡デュオ・ユニット“すずめのティアーズ”、1stアルバムをリリース

民謡デュオ・ユニット“すずめのティアーズ”が、1stアルバム『Sparrow's Arrows Fly so High』を3月24日(日)にリリース。

すずめのティアーズは、ブルガリアをはじめとするバルカン地方の民謡を歌う佐藤みゆき(ヴォーカル、カヴァル)と、DOYASA! Recordsを主催するシンガー・ソングライター / アレンジャーのあがさ(ヴォーカル、ガットギター、パーカッション)によるユニット。ともに「初代桜川唯丸江州音頭通信講座モノガタリ宇宙の会」にて江州音頭を学びました。江州音頭を2声のハーモニーで歌う「ポリフォニー江州音頭」ほか、日本や諸外国の民謡をポリフォニーで歌っています。

[コメント]
ビートルマニアのシンガーソングライターでガットギターの名手、あがさと、ブルガリア音楽と舞踊に傾倒する佐藤みゆき。バルカン風の地声ハーモニーとブラジル風ギターワークを中心とした、シンプルながらひねりの効いたアコースティック編曲で日本、バルカン、シベリアの民謡・俗謡を歌う。二声が共鳴する可憐かつ力強い美しさに戦慄せよ。
日本、ブルガリアなど、それぞれの場所の足元を、深く深く掘り進めていったら地球の中心でたまたま出会ってしまった、みたいな音。いわば梅干しの種の中の天神さま。ありがたや。
――輪島裕介 音楽学者 / 近代音曲史

ええ加減にせんと気色ようて死ぬ。これがあつたらなんにも要らん。この音と言葉に出会ふ為に俺は生きてきた。
――町田康

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