伊万里市の南波多郷学館の5、6年生がこのほど、授業でロボットのプログラミングを体験した。パソコンから指示を出してロボットを操作し、プログラミングへの興味を深めた。
市教委が企画し、市内にオフィスを構えるIT企業「タイムカプセル」のスタッフが講師を務めた。児童たちは高さ20センチほどの人型ロボットを操作する教材用ソフトを用い、パソコンに動作を指示する言葉を1時間かけて入力。目の前のロボットが「こんにちは」「がんばれ」と音声を出しながら動くのを驚きながら見ていた。
6年生の前田寅次郎君は「初めは何をしているのか分からず頭が混乱していたけど、分かるにつれて楽しくなった」と話した。(青木宏文)