日本生命、内勤職5.5%賃上げ 過去30年で最大だった前年度と同規模

[東京 12日 ロイター] - 日本生命保険は2024年の春季労使交渉(春闘)で、全国の内勤職員の定期昇給や一時金を含めた給与水準を5.5%程度引き上げると労働組合側に11日付で回答した。全国の内勤職員は約2万人で、過去30年間で最大の賃上げとなった23年度と同規模という。

同社広報部によると、労組は具体的な賃上げ率の要求は行わず、「月額給与の前年比プラス、賞与の前年度維持」を求めていた。

日本生命では昨年12月、全国の営業職員約5万人について、24年度に7%程度の賃上げを行う方針を既に固めている。

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