山城牛や海ぶた…うるま市の食材で豪華ディナーを 勝連城跡で食と芸能の宴 3月16.17日

 演出家で「南島詩人」の平田大一さんの独り舞台と沖縄県うるま市産の食材を使った豪華ディナーが楽しめる「~うるまの歴史と食と芸能の宴~勝連城夜会」が16と17の両日、同市勝連南風原の勝連城跡・四の曲輪で開催される。

 料理はリゾートホテル「ワイズリゾート沖縄」の大城直哉総料理長が担当し、山城牛や海ぶた、もずくなど市産の食材を活用したコース料理となっている。さらに、彫刻家の上野優子さんの作品も勝連城跡内に飾られる。

 市のプロジェクト推進2課の岸本力課長は「勝連城跡を活用し何ができるかチャレンジを含めて今回企画した」と話した。

 平田さんは「肝高の阿麻和利の初演は勝連城跡で思い出の地。自然や野外の強みを生かした演出でお客さんを楽しませたい」と意気込んだ。

 時間は両日とも午後6時15分から。一夜30人限定で参加費6万5千円。問い合わせはあまわりパーク管理事務所、電話098(978)2033。(中部報道部・又吉朝香)

イベントをPRするうるま市プロジェクト推進2課の岸本力課長(左)と演出家の平田大一さん(中央)=1月、うるま市勝連城跡

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