公園で高齢男性がはねられ死亡 無許可で駐車場として使用させた職員を懲戒処分「申請の延長で利用できると…」

愛媛県今治市内の公園で、高齢男性が車にはねられ死亡した事故で、市は12日、この公園を無許可で駐車場として使用させるなどした職員を、戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

今治市によりますと、処分を受けたのは、市こども未来部に所属し児童館の管理を担当する、会計年度任用職員(臨時職員)の女性(60代)です。

女性職員は去年9月3日の日曜日、市内本町にあり児童館に隣接する慶応公園を無許可で駐車場として使用させた上、安全管理を怠ったため、園内で高齢男性(当時78)が軽乗用車にはねられ、死亡する事故が発生したということです。

当時、児童館は毎週木曜日のイベントに合わせて、通年で公園を駐車場として使用する申請はしていましたが、事故当日、日曜日の分はしておらず「毎週木曜の申請の延長で利用できると思っていた」と説明していました。

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