スキルが高い人材獲得のニーズが高まっていることを受け12日、“プロ人材” の活用を支援した経験がある企業が事例を紹介しました。
会場では広島県内の取引先から人材獲得などの相談を受けている金融機関の担当者が事例を紹介しました。
呉信用金庫の担当者は、M&Aで事業を拡大している建設業者に対しマーケティングのプロを紹介し営業体制の整備を続けていると報告しました。
ひろぎんヒューマンリソースの担当者は、水産物加工業者からの販路拡大の要望に対し栄養士によるオリジナルレシピをWEBで展開している事例を紹介しました。
主催した東京の人材紹介サービス業「パーソルキャリア」によりますと、事例はいずれも転職ではなく、プロフェッショナル人材の ”副業” という形での関わりだということです。
パーソルキャリア 鏑木陽二朗 執行役員
「人口は減るし労働人口も減っていくと思う。こういう中で人材の獲得競争は必然的に激しいものになる。(獲得の仕方を)変え始めた企業から課題を乗り越えていくと感じている」
副業や兼業を解禁している企業は増加しているということで、「パーソルキャリア」ではスキルをさまざまな場面で発揮できるビジネス環境を広島でも広げていきたいとしています。