留守中の70代女性宅に侵入し1万円盗む 住居侵入と窃盗の疑いで鹿信金職員を逮捕 霧島署

 鹿児島県警霧島署は12日、住居侵入と窃盗の疑いで霧島市国分中央6丁目、鹿児島信用金庫職員の男(29)を逮捕した。逮捕容疑は2022年1月16日、同市の70代パート従業員女性宅に侵入し1万円を盗んだ疑い。同署によると、2人に面識はあり、女性は留守中だった。

 容疑者は今年2月14日、勤務する鹿信金の現金自動預払機(ATM)から、顧客の通帳を使い現金を引き出し盗んだ容疑で逮捕され、処分保留で22日に釈放されていた。

 鹿信金は「金融機関職員にあるまじき行為。事態を重く受け止め、お客さまや関係者におわび申し上げます。内部管理態勢の充実・強化に役職員一丸となって取り組む」としている。

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