ポカールのベスト4が決定! 下部勢大躍進でレバークーゼンが唯一の1部勢に【DFBポカール】

[写真:Getty Images]

DFBポカール準々決勝が行われ、ベスト4進出チームが決定した。

バイエルンやドルトムント、前大会王者RBライプツィヒといったブンデスリーガの強豪が早々に敗退する波乱が目立つ今大会。

この準々決勝ではブンデスリーガ勢がリーグ首位のレバークーゼン、シュツットガルト、ボルシアMGの3チームのみで、それ以外は2.ブンデスリーガ(2部)、3.ブンデスリーガ(3部)の5チームという構図となっていた。

共にブンデスリーガ上位に位置するレバークーゼンとシュツットガルトの本命対決は、アウェイのシュツットガルトが2度のリードを奪ったものの、そのたびに追いついたレバークーゼンが後半アディショナルタイムのターのゴールによって劇的な3-2の逆転勝利を収めた。

また、板倉滉と福田師王を擁するボルシアMGは、バイエルン、フランクフルトのブンデスリーガ勢を連続で撃破し、今大会の主役を担ってきた3部のザールブリュッケンと対戦し、1-2で敗れた。

板倉がフル出場した一戦はボルシアMGが開始早々の8分にハックのゴールで先制したが、直後の11分に板倉のはじき切れなかったボールに反応したナイフィにミドルシュートを決められて追いつかれる。

前半は地力で勝るボルシアMGが再三の決定機を作ったが、これを決め切れずにイーブンで試合を折り返す。後半は劣悪なピッチの影響もあって互角の状況が続くと、延長突入かに思われた93分にザールブリュッケンの迫力のあるカウンターからブリュンカーに劇的逆転ゴールが生まれ、ボルシアMGはバイエルン、フランクフルトに続いてザールブリュッケンの快進撃を止められなかった。

いずれも2部勢同士の対戦となった2カードでは田中碧、内野貴史、アペルカンプ真大を擁するフォルトゥナ・デュッセルドルフがザンクトパウリをPK戦の末に撃破。カイザースラウテルンはヘルタ・ベルリンを3-1で撃破している。

なお、準決勝の対戦カードはレバークーゼンvsデュッセルドルフ、カイザースラウテルンvsザールブリュッケンとなっている。

◆DFBポカール準々決勝 結果
1/30
ザンクトパウリ(2) 2-2(PK:3-4) デュッセルドルフ(2)

1/31
ヘルタ・ベルリン(2) 1-3 カイザースラウテルン(2)

2/6
レバークーゼン 3-2 シュツットガルト

3/12
ザールブリュッケン(3) 2-1 ボルシアMG

◆DFBポカール準決勝 日程
4/2
カイザースラウテルン(2) vs ザールブリュッケン(3)

4/3
レバークーゼン vs デュッセルドルフ(2)

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