「受験生に春の便り」 栃木県立高校で合格発表 友人や保護者と喜びを分かち合う

とちぎテレビ

栃木県内57の全日制の県立高校では12日、入学試験の合格発表が行われ、受験生7267人に春の便りが届きました。

足利市にある足利高校では、合格者が発表される午前10時を前に受験生たちが掲示板の前に詰めかけました。合格者の受験番号が掲示板に張り出されると、自分の受験番号を見つけた受験生たちは、友人や保護者と喜びを分かち合っていました。

2024年の足利高校の一般選抜は233人が受験して180人が合格、倍率は1.29倍でした。

新入生は一般選抜の合格者に加え、面接や学校独自の作文試験などを行う特色選抜の合格者60人を合わせた240人になります。

足利高校では現在、新しい校舎の建設も進められていて、2024年の秋からの利用を予定しています。学校によりますと、新しい校舎の影響もあり、倍率が例年よりわずかに高くなったということです。

県教育委員会によりますと、特色選抜などを含めこの春に全日制の県立高校に合格したのは1万399人です。このうち一般選抜の合格倍率は、1.16倍で7267人が合格しました。

全日制県立高校の入学式は、宇都宮高校が4月4日、その他の高校は4月5日に行われます。

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