コストコに下請法違反勧告 不当に支払い代金減額など「2年間で23社が合わせて3550万円損害」

とちぎテレビ

公正取引委員会は12日、栃木県内をはじめ全国に大型スーパーを展開しているコストコホールセールジャパンに下請法の違反があったとして再発防止を勧告しました。

コストコは総菜やパンなどのプライベートブランド商品を製造する企業に対し、不当に支払い代金を減額したり、商品を返品したりしていて、公正取引委員会は2年間で23社が合わせて3550万円の損害を受けたと認定しました。

コストコはホームページに「勧告を真摯に受け止め、業務の改善に努めてまいります」とコメントを掲載し、違反を認めて2月に減額分などを下請け各社に支払っています。

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