「お世話になった特別支援教室に恩返しを」 子どもたちにプログラミング教室

とちぎテレビ

特別支援教室の児童を対象にしたプログラミング教室が12日、那須塩原市の小学校で開かれました。講師を務めたのは、小中学生のときに特別支援教室に通っていた男性です。

那須塩原市の南小学校で行われたプログラミング教室には、特別支援教室の児童18人が参加しました。

講師を務めたのは大田原市に住む神山顕大さんです。宇都宮市にある国際TBC高等専修学校を3月6日に卒業し、来月(4月)から専門学校に通う神山さんは、小学生と中学生のとき特別支援教室に通っていました。当時お世話になった特別支援教室に恩返しをしようと、今回初めて教室が開かれました。

小学5年のときにプログラミングを始めた神山さんは、ボランティアでプログラミングを教えている「那須野崎プログラミングクラブ」の指導者として、那須塩原市内の公民館などで子どもたちに教えています。こうした取り組みが評価され2023年10月には、デジタル庁からデジタル推進委員に任命されています。

児童たちは画面の中の絵を自由に動かす仕組みを学び、楽しみながらプログラミングの基礎に触れていました。

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