長崎・諫早市立飯盛西小卒業生 保護者に「いつもありがとう」 心を込めてカーネーションの花束制作

心を込めて感謝の花束を作る児童ら=諫早市立飯盛西小

 長崎県諫早市飯盛町の市立飯盛西小(本田清人校長)6年生が12日、保護者への感謝の気持ちを込めたカーネーションの花束を制作した。14日の卒業式で手渡される。
 昨年に続き2回目。町づくり協議会の取り組みの一環で、同町の小中学校計3校を対象に、JAながさき県央諫早カーネーション部会が協力した。
 同校では12人が、部会員らに教わりながら、好きな色のカーネーションやラナンキュラスを選んでラッピングペーパーを巻き、リボンを結んで花束を作った。
 田中彩葉さん(12)は「これまでご飯を作ってくれたり、服や学用品を買ってくれたりした両親に、いつもありがとうという気持ちで作った。皆の手本になれるような中学生になりたい」と笑顔で話した。

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