ポーランド・米首脳、原子力分野の協力拡大を協議

[ワルシャワ 12日 ロイター] - ポーランドのドゥダ大統領は12日、バイデン米大統領と会談し、原子力分野での協力拡大について協議した。ドゥダ大統領はトゥスク首相とともに代表団を率いて訪米している。

ポーランドは二酸化炭素排出削減と石炭火力の段階的廃止に向け、原子力発電への投資を計画。前政権が米ウエスチングハウスを技術サプライヤーに選定している。

現政権は原子力発電の必要性を確認したが、前政権が始めたプロジェクトを監査する方針を示した。

ドゥダ氏は「ジョージアを明日訪問し、最も近代的な米原子力発電所を視察する。よく似たものがポーランドにも建設されるだろう。原子力エネルギーと気候保護での協力発展について協議した」と記者団に述べた。

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