「特別な選手だ」「まさにスター」指揮官も驚愕! 大谷翔平のOP戦2号2ラン&猛打賞に賛辞連発

韓国でのシーズン開幕戦があと1週間と迫るなか、野球界の至宝が早くも万全の仕上がりを見せている。

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地3月12日、米アリゾナ州グレンデールで行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番・DH」として先発出場し、6試合ぶりの2号2ランを含む4打数3安打2打点と大暴れ。移籍後2度目の猛打賞で打率.579、OPS1.705と成績を伸ばした。

この日、第1、2打席で連続ライト前ヒットを放ち、2試合ぶりのマルチ安打を記録すると、第3打席は空振り三振に倒れた大谷。そして6回2死一塁の第4打席、4番手の右腕ランデン・ループと対峙し、カウント2-2から内角寄りの5球目を豪快に振り抜くと、大きな放物線を描いた打球は、レフトスタンドへ飛び込む衝撃の2ランとなった。

開幕前から止まらない大谷のハイパフォーマンスには、指揮官も賛辞を惜しまない。地元紙『Orange County Register』でドジャース番を務めるビル・プランケット記者のX(旧ツイッター)によれば、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が試合後、「彼(大谷)は特別な選手だ。今年、何度もそう言うことになるだろう」と称賛のコメントを残したという。

また、地元放送局『SportsNet LA』のインタビューに応じた際には、「ここ数試合、攻撃面で本当に良かった」とチーム全体のパフォーマンスを振り返りつつ、「ショウヘイはまさにスター。彼の野球を見られるだけでも、かなり印象的だ」と言及。「これからもいろいろなことが起こるだろう」と続けており、今後の活躍に大きな期待を注いでいた。

なおこの試合は、ドジャースが6-4で勝利。現地13日のシアトル・マリナーズ戦も大谷の出場が予定されている。

構成●THE DIGEST編集部

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