日本代表MF鎌田大地が所属するラツィオのマウリツィオ・サッリ監督が、クラブに辞任を申し出たようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のほか、サッカージャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。
ラツィオは昨シーズンこそセリエA2位と結果を残し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権も獲得したが、今シーズンは現在リーグ9位と低迷している。また、CLもグループステージを突破し決勝トーナメントに進出したものの、バイエルンに敗れベスト16という結果に終わった。
このような厳しいシーズンとなっているなか、ラツィオのサッリ監督に対する批判などがメディアやサポーターからも見られるようになっていた。そして、サッリ監督は現地時間3月12日の午後に、クラブに辞任を申し出たという。
クラブの会長であるクラウディオ・ロティート氏も、この辞任を受け入れたという。また、アシスタントコーチのジョヴァンニ・マルトゥシエッロ氏が当面の間は暫定監督を務めるという。
サッリ監督の後任候補としては、ラツィオのOBであるミロスラフ・クローゼ氏や同OBであるトンマーゾ・ロッキ氏などの名前があがっている。クラブは代表ウィーク明けを目安に新監督を迎えるようだ。
ラツィオは現地時間3月17日にセリエA第29節のフロジノーネとの試合を控えており、この試合はマルトゥシエッロ暫定監督が指揮をとる予定だ。