性的暴行でポランスキー監督提訴 未成年時だった1973年に

 【ロサンゼルス共同】AP通信は12日、未成年だった1973年に性的暴行を受けたとして、女性が映画監督のロマン・ポランスキー氏(90)に損害賠償を求め米ロサンゼルスの裁判所に提訴したと報じた。ポランスキー氏は暴行を否定している。

 APなどによると、女性はロサンゼルスで食事を共にしたポランスキー氏からテキーラを飲むよう促されて酩酊状態で自宅に連れて行かれ、性的暴行を受けたと訴えている。

 ポランスキー氏は映画「戦場のピアニスト」などで知られる。少女淫行事件で保釈中の78年に米国から逃亡。パリに住んでいるとされる。他にも複数の女性に対する性的暴行疑惑がある。

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