1人1泊200円 島根県松江市が導入目指す宿泊税は妥当との報告書

松江市が導入を検討している宿泊税を妥当とする報告書が、上定昭仁市長に提出されました。

市は、税額を1人1泊200円としており、導入されれば、中国地方では初めてのケースとなります。

報告書は、12日、松江市新たな観光財源検討委員会の田中治会長から、上定市長に手渡されました。

報告書では、1人1泊200円の宿泊税は、国際文化観光都市としての魅力向上や持続可能な観光地としての発展のため必要としていて、2022年の宿泊客数に当てはめると、およそ3億円の税収になります。

松江市 上定昭仁市長「ゴール(導入時期)を設定した上で、そこに向かって行くというよりは、むしろきめ細かく皆さんに了解を得た上で導入進めて行く。」

宿泊税は、東京都や大阪府、京都市や金沢市などの自治体で既に導入されていますが、松江市で導入されると、中国地方では初めてとなります。

市は今後、修学旅行を免税とするかなどの制度設計と共に、パブリックコメントや周知を進め、導入を目指します。

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