鳥取県警鳥取警察署は13日、他人が置き忘れた財布などが入ったかばんを警察に届けず持ち去ったとして、2人の男を逮捕しました。
占有離脱物横領の疑いで逮捕されたのは、鳥取市の飲食店経営の男(36)と、住所不定で無職の男(29)の2人です。
鳥取警察署によりますと、2人は去年12月23日午前3時49分ごろ、鳥取市栄町の路上で、現金約8万円入りの財布など9点が入った肩掛けかばん(時価合計約30万2000円相当)を見つけましたが、警察に届けることなく持ち去り横領した疑いが持たれています。
かばんの持ち主から届け出を受けた警察が、聞き込みや周囲の防犯カメラを調べるなどした結果、2人の犯行が明らかになったということです。
共犯のため、警察は2人の認否を明らかにしていません。