アーセナルCLベスト8進出のヒーロー、GKラヤが試合を振り返る 「キャリア全体を通しても最高の瞬間」

写真:この試合でチームを勝利に導いたGKラヤ ©Getty Images

アーセナルに所属するスペイン代表GKダビド・ラヤが、PK戦のすえに勝利したポルトとの試合についてクラブ公式サイトを通して語った。

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントのセカンドレグ、アーセナルとポルトの試合はPK戦にもつれ込んで決着がついた。アーセナルは41分、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールのゴールで合計スコア1-1の同点に持ち込んだ。

しかし、その後は両チームともにゴールは生まれず、試合はPK戦に突入した。そして、PK戦でもっとも輝いた選手がアーセナルのGKラヤだった。ラヤは相手のシュートを2本防ぎ、アーセナルの選手は4人連続でシュートを決めてアーセナルがCLベスト8に駒を進めた。ラヤはこう語った。

「信じられない気持ちだよ。アウェイでは結果が出なかったけど、ホームで結果を残せた。もう少し得点できたとは思う。でも、ポルトも本当にいい試合をした。彼らは自分たちのプレーをして僕らを苦しめた。最終的にはPK戦でみんなが自分の役割を果たし、僕は幸運にも2つシュートを防いだ」

そしてラヤはこの試合に勝利した瞬間を「僕のキャリア全体を振り返っても最高の瞬間のひとつだと思う」とコメントし、続けてサポーターへの感謝を口にした。

「サポーターのみんなは本当に素晴らしい。この試合は特にサポーターのみんなを必要としていたんだ。声援を送って、厳しい時間帯を切り抜けるための力をくれた。彼らは僕たちのために、僕たちは彼らのために戦った」

「PK戦のときはゴールの後ろにもサポーターがいて、相手に大きなプレッシャーをかけていた。それがPK戦の勝利につながったと思う。この勝利は僕たちに大きな力を与え、経験や学びをもたらすと思う。試合を通して得たポジティブな面を取り入れてネガティブな面からも学んでいく」

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