マンチェスター・シティに所属するドイツ人GKシュテファン・オルテガが、GKとしての心構えを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
プレミアリーグ第28節のリヴァプールとの試合で、マンチェスター・シティの第2GKであるオルテガは負傷交代したブラジル代表GKエデルソンに代わり途中出場した。56分から出場であるものの、この試合でオルテガが記録したセーブ数は4回とチームをピンチから救う活躍を見せていた。
イギリス『マンチェスター・イヴニング・ニュース』によると、エデルソンは約3週間から4週間にわたって離脱すると見られており、プレミアリーグ第30節の首位アーセナルとの試合も欠場する見込みだ。
オルテガはリヴァプールとの首位攻防戦でエデルソンが負傷し、すぐさま途中出場したときのことをこう語った。
「ベンチにいるときは常にピッチに入ったら何が起こりうるかを考えている。エデルソンが負傷したときも、いつものように準備はできていたよ。世界中が注目している重要な試合に出場できたのは特別な瞬間だった。いい気分だったよ」
そして、オルテガは第2GKとしての心構えについても語った。
「自分の仕事をするだけだ。毎日トレーニングを積んでいるし、いつも通りにやるだけ。1秒1秒を楽しんだよ。今に始まったことじゃないし、準備も調整もできていた」
また、チームメートであるイングランド代表DFジョン・ストーンズは、オルテガが披露したパフォーマンスについてこう称賛した。
「信じられないGKだ。あのような試合で途中出場してプレーするのは簡単なことじゃない。オルテガがやってのけたセーブはどれもレベルの高いセーブだった。あの難しい状況でベンチから出場し、そのための準備を整えていてくれたオルテガに大きな拍手を送りたい」