“ミニ韓日戦”は日本のスーパースターに軍配!「イ・ジョンフは大谷の本塁打を見守るしかなかった」と韓国メディア

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地3月12日、米アリゾナ州グレンデールで行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番・DH」として先発出場し、6試合ぶりの2号2ランを含む4打数3安打2打点と活躍。3月20日のMLB開幕に向けて好調を維持している。

大谷は第1、第2打席でいずれも右安打をマークすると、無死一塁で回ってきた6回の第4打席では2ボール2ストライクの5球目を捉え、左翼席に2ラン本塁打を放った。試合はドジャースが6ー4でジャイアンツに勝利している。

この一戦は、韓国で大きな注目を集めた。今オフにジャイアンツに加入したイ・ジョンフが大谷と初対決したからだ。イ・ジョンフは「1番・中堅」で先発出場。しかし、3打数無安打と快音を響かせることはなかった。
韓国メディア『Starnews Korea』は、「韓国と日本を代表するスーパースターが、初めて対決した“ミニ韓日戦”。イ・ジョンフはドジャースのタイラー・グラスノーに抑え込まれて3打数無安打と沈黙。一方の大谷は本塁打を含む3安打の活躍で、その実力を示した」と報じた。

『Maeil Business News Korea』も、「韓日スーパースターの初対決が実現。イ・ジョンフは無安打で、大谷は3安打1本塁打2打点の大活躍でチームを勝利に導いた。大谷の本塁打を見守るしかなかったイ・ジョンフは、7回の守備から交代」と伝えている。

また、『The Korea Daily』によると、3月20、21日に韓国でサンディエゴ・パドレスとMLB開幕シリーズを戦うドジャースは、韓国時間15日にソウル入り。16日にドジャースのデーブ・ロバーツ監督、大谷、ムーキー・ベッツ、パドレスのマイク・シルト監督、キム・ハソン、マニー・マチャドらが、ソウル高尺スカイドームで公式会見を行なう予定だという。

構成●THE DIGEST編集部

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