メトロノミー、「ニンジャ・チューン」との契約を発表 パン・アムステルダムを迎えた新曲をリリース

UKのエレクトロポップ・バンド、メトロノミー(Metronomy)が「ニンジャ・チューン」との契約を発表し、ニューヨーク拠点に活動するトランペット奏者でラッパーのパン・アムステルダムをフィーチャーした新曲「Nice Town」をリリースし、ミュージック・ビデオを公開しました。

本楽曲はこれからスタートする『Posse EP』シリーズからの第1弾シングルであり、今後ビッグ・ピッグ(Biig Piig)、スピル・タブ(Spill Tab)、ソーリー(Sorry)、ブライアン・ナスティ(Brian Nasty)、フォリー・グループ(Folly Group)らとのコラボレーションが予定されています。

メトロノミーの創設者でありフロントマンのジョセフ・マウントは、同プロジェクトとパン・アムステルダムを迎えた第1弾シングルについて「主にビートのアイデアをフォルダに入れて送り、何が返ってくるかを見るんだ。いくつかのトラックで遊んでみるアーティストもいれば、何かひとつだけに集中してみるアーティストもいる。パン・アムステルダムの場合は後者で、彼から戻ってきたものを聴いた時は“おお、すごい”と思った。オールドスクールなラップ・トラックだけど、パンの場合はラップだけでなく、イギー・ポップとも仕事をするような素晴らしいジャズ・トランペッターでもある」とコメント。

また、パン・アムステルダムは「『Nice Town』は自分自身の戦いについての曲なんだ。内的なものと外的なもの、無形のものと有形のもの。俺は常に、形あるものは、自分の目的を果たそうとする試みを褒め称えてくれるかもしれないが、自分自身の目的自体は有形ではないということを心に留めている。私のエゴを満足させるためでもない」と楽曲について説明しています。

Photo by Khan

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