駅名標や47年前の記念乗車券 鉄道お宝グッズをオークション販売 弘南鉄道、津軽鉄道(青森県)

オークションに出品される弘南鉄道と津軽鉄道のグッズの一部(県民営鉄道利用促進協議会提供)

 弘南鉄道(本社青森県平川市)と津軽鉄道(同五所川原市)は15日正午から、両社に眠るお宝グッズを放出するオークションをインターネット上で開催する。駅名標や車内連絡電話、1977(昭和52)年発行の「あすなろ国体記念乗車券」、社名入りはんてんなど15種66点が出品される。

 両鉄道でつくる「県民営鉄道利用促進協議会」が企画。昨年は18種55点が完売し、弘南鉄道分は予定価格の2.4倍、津軽鉄道分は2.2倍で売れた。最も高値が付いたのは弘南鉄道津軽大沢駅の駅名標の4万5千円で、4.5倍の値が付いた。

 弘南鉄道の船越信哉常務は「感謝の気持ちを込めて普段は買えないグッズを出品した。昔懐かしの品を見て、当時のことを思い出してもらえるのでは」と話している。

 入札の受け付けは23日正午まで。サイトのURLはhttps://konan-tsutetsu.com/

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