岩手のブランド米「金色の風」の豊作願う 平泉・中尊寺で法要 金色堂900年の記念の年

岩手県オリジナルブランド米「金色の風」の今年の豊作を祈願する法要が、13日平泉町の中尊寺で行われました。

中尊寺の本堂で行われた法要には、生産農家のほか、JAや県の職員などおよそ20人が参加しました。
そして「金色の風」の種もみを捧げて豊作と農作業の安全を祈願しました。
今年は中尊寺金色堂の建立から900年の節目に当たり、その名にちなんだ「金色の風」の豊作と消費拡大に期待が寄せられています。

(JA江刺 金色の風栽培研究会 髙橋貞信会長)
「この種もみが一粒万倍になるようにみんなで切磋琢磨しながら今年も良い米を作っていきたいと思っています」

(中尊寺の僧侶)
「金色堂建立900年という記念の年になり、そこで金色の風が皆様の食卓に上がる、それでみなさんが元気を取り戻してもらえればという気持ちで拝まさせて頂きました」

県によりますと、今年の金色の風の県全体の作付面積は去年と同規模の250ヘクタールで、収穫量は1100トンを目指すということです。

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