緻密な作業に驚嘆 インターナショナルスクールの生徒が雫石町の腕時計工場を見学 地域の産業を知る授業 岩手

岩手県八幡平市の「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」の生徒が13日、地域の産業について学ぼうと雫石町の時計工場で腕時計が完成するまでの緻密な作業を見学しました。

見学会は雫石町に工場を構える盛岡セイコー工業が、県内外の学校や観光客を対象に開いているものです。
13日は「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」で学ぶ15歳と16歳の生徒合わせて15人が参加しました。
ハロウ安比校では、普段の授業が英語で行われているため、今回の工場見学では初めて全て英語で説明が行われました。
生徒たちは腕時計がおよそ350個もの小さなパーツを組み合わせて作られていることを知ると、職人たちによる組み立て作業を興味深そうに見つめていました。

(生徒)
「(友達には)日本人ってこんなに、“コメ”よりも小っちゃいものを使って組み合わせて時計を作るんだよ、とか、日本の文化を知るならぜひ時計かなと言いたいくらい、すごい日本を象徴してる工業だなって思いました」

生徒たちはこの後、職人が着る白衣を試着したり完成した高級腕時計を実際に着けたりして、地域が世界に誇る産業を身近に感じていました。

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