東武鉄道は13日、東京・浅草-東武日光、鬼怒川温泉駅間を結ぶ特急「スペーシアX」車内で販売するオリジナル商品のラインアップを拡充すると発表した。16日のダイヤ改正に合わせて本県や日光市産の素材にこだわった新商品を加え、地域の新たな魅力を発信する。
東武鉄道によると、「スペーシアX」では、「列車に乗り込んだ瞬間から日光を感じてもらえるような旅」をコンセプトに、1号車のカフェカウンターで、日光・鬼怒川エリアを代表する事業者と開発したオリジナル商品をを提供している。
新たに加わる「小野糀みその日光サブレ」(370円)は、那須の御養卵を使った生地の中央に、日光の小野糀みそのガナッシュをトッピングした。「栃木産いちごのブラウニー」(480円)は、好評だった年末年始の限定メニューを定番化。イチゴとピスタチオとココナツの風味が楽しめる。
「日光棚田米ポン菓子と山椒(さんしょう)ナッツ」(580円)は、ポン菓子とスモークナッツを組み合わせ、サンショウの爽やかな香りが特徴。「日光みそと湯波のお味噌汁」(380円)は日光みそを使用し揚げ湯波などを加えたみそ汁で、4月上旬から提供する。
飲食物以外にも、スペーシアXスタッフのスカーフやネクタイの柄をあしらったカードケース(1300円)やタオルハンカチ(900円)、2種類のデザインのステッカー(300円)を販売する。