青森屋(三沢市)、温泉番付東北1位 「泊まりたい」部門でも全国2位

 インターネットプロバイダー「ビッグローブ」が13日発表した「みんなで選ぶ温泉大賞」で、星野リゾート青森屋(三沢市)がエリア別温泉番付で東北1位となり、同番付では2年ぶりの頂点に返り咲いた。青森屋は、国内の「今行きたい泊まりたい温泉旅館・ホテル」部門でも2位に選ばれ、全国的な人気の高さがうかがえた。

 調査はインターネットとスマートフォンアプリで、国内の温泉地と温泉旅館、ホテルを対象とした利用者投票を実施。有効投票総数は6771票。

 全国を東西で分けた温泉番付旅館・ホテル部門では、東の横綱「鬼怒川温泉あさや」(栃木)、大関「白玉の湯華鳳」(新潟)などに続き、青森屋が前頭に名を連ねた。

 エリア別温泉番付(東北)の同率4位には酸ケ湯温泉旅館(青森市)がランクイン。「今行きたい泊まりたい温泉旅館・ホテル」部門の10位には星野リゾート奥入瀬渓流ホテル(十和田市)が選ばれた。

 青森屋は、青森らしさを味わえる食事やアクティビティーなどが評価され、調査した全5部門中3部門でトップ5入り。青森屋の須道玲奈総支配人(30)=東通村出身=は「東北1位に選んでいただき、とても光栄。これからも青森の魅力をお客さまに伝えるとともに、旅が楽しくなる企画を考え、実施していきたい」とコメントした。

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