「とんでもない死の組だった!」日本と北朝鮮がともに“準決勝圧勝”で中国メディアが恨み節!「クジ運が悪かった」【U-20女子アジア杯】

ウズベキスタンのタシケントで開催されているU-20女子アジアカップ。8か国がふたつのグループに分かれて戦い、上位各2チームが今夏コロンビアで行なわれるU-20女子ワールドカップの出場権を得る。すでに日本、北朝鮮、オーストラリア、韓国が切符を掴み、現地3月13日には準決勝が実施された。

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第1試合で実現したのが北朝鮮と韓国の南北対決だ。試合は終始北朝鮮がペースを握り、前半終了間際に均衡を破ると、後半に入った51分、78分にもゴールを奪って3-0の快勝。シュート数25本対6本とスタッツ上でも圧倒し、ファイナルに駒を進めた。

第2試合では日本がオーストラリアを相手に5-1の完勝。1-1で折り返した後半にゴールラッシュを決め込み、こちらはシュート数42本対1本、ボール支配率77%対23%と驚異の数値を叩き出している。オーストラリアにカウンターで一撃を食らった場面を除けば、完全にワンサイドゲームだった。

大会前から日本と北朝鮮が同居するグループBは死の組と評されていたが、その犠牲となったのが中国だった。初戦で北朝鮮に1-1で引き分けたものの、第2戦の日本戦は0-2で完敗。第3戦のベトナム戦で猛攻を仕掛けて6-1と大勝を飾ったものの、あと一歩及ばずグループ3位で大会を終えた。

中国メディア『新浪体育』は「準決勝2試合のパフォーマンスを見ても日本と北朝鮮の実力が抜きん出ており、オーストラリア、韓国との差は明らかだった」と解説。そのうえで「あらためてグループBはとんでもない死の組であったことが分かる。今大会はわずか8チームしか出場が許されていない。不公平だとは言わないが、クジ運が悪かったようだ」と続けた。

そんななかでも中国は、日本と北朝鮮に1分け1敗で健闘したと主張。「対戦スタッツを見ても、北朝鮮戦はシュート数が中国の6本対10本で、日本戦は4本対24本と、オーストラリアや韓国ほど酷くはなかった。内容的にも悲観する必要はない」と論じている。

4大会連続の日朝対決となる決勝は土曜日開催で、日本時間の22時キックオフだ。日本は勝てば前人未到の4連覇を達成し、史上最多7度目の優勝となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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