「無礼すぎる!」大谷翔平がMLB格付けで9位。まさかの“低評価”に地元メディアは「でたらめな話だ」と怒り

昨季のMVPスターがまさかの低評価をつけられた。

米スポーツ専門局『ESPN』が「2024年のMLB格付けランキング」を現地3月11日に発表。ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が首位に立ち、2位にはアーロン・ジャッジ、3位フアン・ソト(共にヤンキース)と続いた。

10年総額7億ドル(約1015億円)の大谷翔平(ドジャース)は9位。彼の前には、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン(共にドジャース)、コリー・シーガー(レンジャーズ)、ゲリット・コール(ヤンキース)、ヨーダン・アルバレス(アストロズ)が立ちはだかったのだ。

寸評を見てみると、「3度目のMVP獲得はないと思うが、2年連続で打率3割超え、キャリアハイとなる120打点を記録し、3度目のシルバースラッガーを受賞するだろう。そして50本塁打も夢なんかじゃない」と期待を膨らませていた。
それにもかかわらず低すぎる評価に地元メディア『Dodgers Nation』は不満のようで、「トップ5圏外になっていること自体が罪だ」と指摘し、「3度目のMVP獲得には、非常識な攻撃的なシーズンを送る必要がある。2024年は打撃に全力を注ぐのでその可能性は十二分にあるだろう」と訴えた。

そして「ESPNがショウヘイ・オオタニを9位に格付けしたことをどう思う?」とXでファンに投げかけた。この問いかけに「奇妙だ」「これを真に受けてはいけない!」「彼らは野球を分かっていない」「もっと上のはずだ」「無礼すぎる」「でたらめな話だ」などとファンも反応している。

オープン戦では7試合に出場し、2発を含む11安打、9打点を記録する29歳のサムライ。打率.579、OPS1.705と驚異的な数字を叩き出し、開幕に向けて調子を上げているだけに期待値は高いようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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