ビッグモーター前に新たな苗木 街路樹の植栽を開始 群馬・太田市 枯れる前と同じトウカエデ 

新たに植えられた苗木

 中古車販売店ビッグモーターの太田店(群馬県太田市西新町)前で、道路管理者の県が進めている枯死した街路樹の植え替えで、新しい苗木を植える作業が13日、始まった。22日までに枯れる前と同じ落葉高木のトウカエデ17本を植える。

 この日は県の委託を受けた業者が、高さ3~4メートルほどの苗木を添え木とともに植栽した。落葉樹のためこの時期は葉がなく、今後周囲の街路樹と同様の大きさに成長するという。

 街路樹の枯死は、2022年8月に市民からの情報提供で判明し、同社は除草剤をまいたことを認めた。県は汚染された土の入れ替えや、木の植え直しにかかる費用850万円を同社に請求し、支払われた。

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