ロシア石油大手副社長が急死 侵攻後、幹部死亡相次ぐ

 ロシアの石油大手ルクオイルは13日、ビタリー・ロベルトゥス副社長(54)が急逝したと発表した。死因は明らかにしていない。2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻後、同社幹部が相次いで死去している。

 ルクオイルは22年3月、早期停戦と交渉による解決を呼びかける異例の役員会声明を公表した。同年9月に当時のマガノフ会長が重病で死去したと発表、病院の窓から転落したとも報じられたほか、昨年10月には後任のネクラソフ会長が急性心不全で死去したと発表していた。(共同)

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